日本にも多くのファンがいるリチャードジノリですが、1735年に鉱物学に詳しかったカルロ・ジノリによってドイツのマイセンに匹敵する陶磁器をイタリアでも作りたいと考え、自ら土の発色などを研究し、フィレンツェに近い自領でドッチア窯を築いたものがリチャードジノリの前身となっています。
その後、ミラノにあったリチャード製陶社と合併し、現在の社名リチャードジノリとなり、1956年にはラヴェーノのイタリア陶磁器会社と合併しイタリア最大の陶磁器メーカーとなりました。
しかしつい最近、リチャードジノリは、多額の負債を抱えていた事により破産宣告をした影響で、どの販売店でも入荷未定となっている所が多いようで、中古品としての需要が上がってきています。
ご自宅で使っていないリチャードジノリの洋食器はございませんか?
リチャードジノリにはお写真のような王冠にリチャードジノリのロゴが入っております。
シリーズによってこのロゴは多少の変化がありますが、「Ginori」という文字は必ず入っていますので、この文字があればリチャードジノリの洋食器となります。
リチャードジノリの洋食器はいわの美術では高価買取をさせて頂きます。
リチャードジノリといえば、ベッキオホワイトやイタリアンフルーツ、オリエント急行の社内で使用されているオリエントエクスプレスなど有名な柄が多く高価買取が期待できるお品物がたくさんございます。
中でもカポディモンテは洋食器としては珍しい薄浮彫になっているのが特徴のお品物です。
これは、かつてナポリにあったカポディモンテ窯のすべての権利を手に入れた事で、継承した技術で、神話風景をレリーフのように表したホワイトと彩色されたフィギュリンのようなカラーのカポディモンテがございます。
どちらもバックスタンプは特別仕様となっており、王冠マークにナポリのイニシャル「N」が入り、「Ginori」の文字も一緒にデザインされています。
また、本家のカポディモンテ窯の作品は王冠に「N」のマークのみだといわれており、現存する数はほとんど無いためかなりの高額で取引されています。
ご自宅にちょっと変わった浮彫の洋食器はございませんか?
裏に「NにGinori」のマークがあれば、リチャードジノリの洋食器ですので、いわの美術が高価買取致しますよ!!
また、いわの美術では、リチャードジノリ以外の洋食器も多く取り扱っておりますので、ご一緒にご売却する場合もお気軽にご相談下さい。