ロイヤルウースターはイギリス最古の陶磁器メーカーとして1751年にウィリアム・ディヴィスが経営者となり、化学者で医師のジョン・ウォール博士が技術面の指導をし、15人の株式出資者によってイングランド西ミッドランズ地域のウスター市にウースター磁器会社として創業しました。
釉薬の上にエナメルカラーの絵付けを施す高度な技術や、銅版画転写法の技術によって大量生産を可能にし、高品質と生産性を兼ねそろえた陶磁器メーカーとして1789年にイギリス陶磁器界初のロイヤル(王室御用達)の称号を得ました。
それ以来、ロイヤルの称号を途切れる事なく受け続けるイギリス唯一の名窯でしたが、2008年に経営破綻となり、現在は製作していないため、ロイヤルウースターの洋食器は高価買取となっております。
ご自宅に使っていないロイヤルウースターの洋食器はございませんか?
ロイヤルウースターの洋食器にはお写真のようにバックスタンプが記されています。
お写真と同じようなバックスタンプの洋食器がございましたら、いわの美術までお電話、メールにてお問合せ下さい!!
お写真のカップ&ソーサーはロイヤルウースターを代表するデザイン、ペインテッド・フルーツです。
このペインテッド・フルーツ、とにかく気合いの入った製品で、カップやお皿の湾曲した面に水彩画のような絵を描き込むわけですから、もの凄く高い技術力が必要とするため7年以上ペインティングの修行を積んだロイヤルウースターの職人だけがペインティングする事が許された完全フリーハンドによる絵付けと焼成を6回繰り返して製品化されます。
また、下地には22金を厚く塗り込んでおり、その上に様々なフルーツを描いていくため独特の発色を出しているのも特徴です。
ペインテッド・フルーツの水彩画のような絵付けは他の洋食器メーカーでは見られないデザインで、通常ならバックスタンプの部分にペインターのサインを入れますが、ロイヤルウースターでは表の見える部分にペインターのサインが書かれます。
ロイヤルウースターは経営破綻をしているので現在は制作が行われていないため、このペイテッド・フルーツもこれまでに作られてきたものしか残っておらず、買取額が高くなっております。
お写真のカップ&ソーサー以外にもプレートやティーポットなども制作されており、こちらも高価買取で対応しております。
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