名越昌晴は明治期に活躍した釜師で、大日本釜師長となった事、京都・名越家の10代目としても知られています。
名越家は、桃山時代から続く京釡師で、名越昌晴は8代名越昌孝の門人であった9代昌芳に後継ぎがいなかったため、8代の長女の結婚し、婿養子として名越家に入りました。
10代を継いだ名越昌晴は、徳川家伝来の東山御物雲龍釜を修補、文久2年には嘉永5年の十一月江戸城内宝蔵大火火災でダメージを負った名物釜6つを修復するなど大きな活躍を見せています。
名越昌晴の作品は釜師であった事から、茶釜や鉄瓶を中心に花器、皆具、茶托など茶道具の制作を行っており、多くの作品を残しています。
シンプルなものから、意匠あふれる文様が豊かなものまで、その作域は幅広く、茶の湯を嗜む人の間では知らない人はいない程有名な釜師の一人です。
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特に茶釜や鉄瓶は、その性質上、内側に錆びが出やすく、放っておくと穴が開いてしまう事がございます。
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名越昌晴の作品には銘が刻まれています。
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