イギリスの名窯エインズレイは、きめ細やかな白い地肌に鮮やかな色合いで人気のテーブルウェアを製作しており、ヴィクトリア女王、エリザベス2世をはじめとする多くの皇族や貴族たちに愛されている陶磁器メーカーです。
その創業は1775年にジョン・エインズレイによって設立され、創業以来、材料の混合、鋳型へ流し込み、各パーツの接合、表面仕上げ、転写紙の貼り付けなど全てを手作業で行う事にこだわりを持ち、全ての製品を世界一美しい白を持つ陶磁器といわれるファイン・ボーンチャイナのみで作っています。
エインズレイのこだわりはそれだけではありません。
釉薬の綺麗な発色を促すために釉薬ごとに焼成温度を変えているため、1つの作品でも釉薬を塗る度に窯入れを行うため、非常に手間と時間をかけて製作されています。
また、ファンシーティーカップセットでは、「霧吹き技法」という素焼き後に艶を出す釉薬をかけて再度焼成し、全体に霧吹きのように塗料を吹きかけ、最後に職人の手作業によって塗料が乾燥する前に不要な部分の色を専用の布を使って拭きあげ完成させます。
この他にもエインズレイでは陶器製の花を世界で初めて作り、エシッド技法という金彩の上に酸をかけて模様を彫り込んでいく技法を開発し、エリザベス王妃とフィリップ王子とのご成婚の際に英国陶磁器協会より正餐用食器一式として提案されており、エシッド技法の陶磁器はチャールズ皇太子、元ダイアナ妃も作品を特別注文しています。
現在でもイギリス王筆の祝事の際には、まずエインズレイに発注がかかるそうです。
そんなエインズレイの陶磁器はいわの美術が高価買取致しますので、お気軽にお問合せ下さい。
エインズレイには様々なパターンの陶磁器が作られており、その中でも「オーチャードゴールド」「ペンブロックバード」「エリザベスローズ」などが高い人気を誇っています。
また、陶花と呼ばれる陶磁器で出来た花のオブジェもエインズレイの代表作で、枯れない花として人気が高く、あの元ダイアナ妃も特別注文しています。
エインズレイの製品のバックスタンプは王冠マークにAYNSLEYとFINE BONECHINAの文字が記されています。
ご自宅にある陶磁器にこのようなバックスタンプや文字が見られましたら、それはエインズレイの陶磁器かもしれません。
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