アルフォンス井上の描く世界は、女性の衣服の細部まで描き込まれ、美しい画面を構成していますが、その中には優雅なエロティシズムが含まれており、独特の世界観を生み出しています。
アルフォンス井上は兵庫県神戸出身で、武蔵の美術学校を卒業し、銅版画の世界に飛び込み独学で技術を身に付けた作家です。
銅版画を手掛けるようになって知り合った山本六三は生涯を通じて親交が深かった人物で、山本六三は中央の画壇や既存の美術団体から距離を置き、神戸の地にあって独自の頽廃美と幻想に彩られた作品を描き続けた孤高の作家として知られています。
その山本六三に大きく影響を受けたアルフォンス井上の作風は、山本六三に近いものでありながら、独自の世界観を追求していきます。
アルフォンス井上が取り扱う画題は、古典詩、神話、ハンス・ヴェルメールの影響を覗わせる作品やハードコア的な作品まで幅が広く、全体的にゴシック的な雰囲気が強いものとなっております。
本の見返し部分に貼って、その本の持ち主を明らかにするための小紙である蔵書票も数多く残しており、蔵書票はコレクターも多く、アルフォンス井上の作品にはマニアックなファンが多くいらっしゃいます。
神戸を中心に東京、大阪、名古屋などで個展を開催し、世界書票作家展にも出品を行っており、詩集、文学書の装丁、装画やオリジナル銅版画集などを出版し、活躍を続けているアルフォンス井上の作品は、いわの美術が高価買取致します!!
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アルフォンス井上の作品は、エロティシズムを感じる作風が中心ですので、中には思わず目を覆ってしまいたくなるような作品もございます。
スカルや死神、そして女性をモチーフに描かれる作品は、何とも言えない魅力を持っており、一度見たら忘れる事はないほど細かく描き込まれています。
作品は銅版画が多いので、余白部分に鉛筆書きでサインが記されています。
お写真のような作風でアルフォンス井上の名前を見ましたら、その作品はアルフォンス井上の作品かもしれません。
アルフォンス井上の作風に似ているけれど、実際はどうなのか分からない作品がございましたら、いわの美術であれば無料で鑑定を行い、買取る事のできる作品であれば、喜んでお買取り致します。
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