蜀山人の号で知られる大田南畝は、江戸時代中・後期の狂歌師・戯作家です。
下級武士でありながら、洒落本・黄表紙・随筆等多才であり、学者としても名をあげていました。
特に狂歌は四方側の首領として、唐衣橘洲と共に中興の祖といわれます。当時は、笑いに溢れた文芸作品をたくさん執筆し、ベストセラー作家として人気を博していたそうです。
しかし、身分の低い幕臣であった蜀山人は70歳を過ぎても幕府への勤めに励んだ真面目な役人であったそうです。
昼は真面目な武士として、夜は文化人としての二面性をもつというユニークな側面をもつ蜀山人は、様々な絵師や戯作者、学者など関わりが深かったといわれ、実は、江戸の庶民文化を語る上では決して外すことができない大御所ともいえる存在とされています。
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様々な絵師や戯曲家等と交流の深かった蜀山人の掛軸などの作品には、蜀山人自身による作品だけでなく、江戸時代の書家である亀田鵬斎との合作や、円山派の画家である山口素絢や、窪俊満など浮世絵師との画賛としての作品が多くみられます。賛書として大田蜀山人の掛軸などの作品は、合作となる作者によっては、さらに高価買取の期待が持てます。
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