大倉陶園は、日本を代表する90年余りの歴史を誇る陶磁器・ブランドメーカーです。
大倉陶園は日本の陶磁器メーカーの草分け的存在であるノリタケカンパニーの創設メンバーであった大倉孫兵衛・和親父子によって、美術価値の高い陶磁器製品づくりを目標として、1919年に創設されました。
高い品質と美術性を追求した大倉陶園の陶磁器は「セーヴルのブルー、大倉のホワイト」と称賛され、皇室をはじめ、多くのファンに愛されてきました。
当時はほとんどの製品がオーダーメイドであったため、一般には手に入りにくい製品で、中でも1945年以前に作られた「オールド大倉」と呼ばれる名品の数々は貴重なシリーズとなっています。
1925年、パリ装飾美術工芸博覧会に出品された一対の雲鶴文レリーフスタンドという美術品とも呼べるオールド大倉の製品がありますが、これは政府の要請により作られ、1年がかりで完成したもので、いかに芸術性・高品質を追求していたかを伺い知ることができます。
いわの美術では年間多くの大倉陶園の陶磁器の買取実績がございますが、中でも「オールド大倉」のお品物は、高価買取の期待がもてるお品物です。
オールド大倉は大倉陶園の歩みの中でも、創業の地、蒲田を本拠地とし、開窯から終戦までの25年間に製作されたもので、稀少性や品質の高さから、大変高く評価されてきました。
日本の伝統的な染付・ヨーロッパの伝統的な技法を合わせもち、大倉陶園独自の高級デザインを有するオールド大倉は、贈答品や特別注文品としての製品が多く、また個人のコレクターも存在します。
いわの美術では、オールド大倉の陶磁器であれば、未使用品はもちろんのこと、ご使用になられたものでもお買取りを行っております。
ご売却をお考えのオールド大倉の陶磁器製品がございましたら、ぜひいわの美術へご相談ください。オールド大倉の製品のお写真をメールに添付して送っていただけますと、画像から判断したおおよその買取査定額を買取専門スタッフがご案内させていただきます。お気軽にいわの美術までお問合せください。