いわの美術では、人間国宝など市場評価の高い作家作品の買取を強化しています。
中野孝一は2010年に蒔絵で、重要無形文化財保持者として人間国宝の認定を受け、松田権六、大場松魚などの加賀蒔絵の流れを受け継ぐ本格派の作家です。
各種の伝統的な蒔絵技法を高度に体得しており、なかでも高蒔絵の技法を特色としています。
蒔絵には、金粉をまき、箔を張るだけでなく、金属の板を張る平文や貝殻による螺鈿、ウズラなどの卵の殻を貼る卵殻など、様々な技法がありますが、中野孝一は、それらを大胆に組み合わせ、リスやウサギなどの小動物や鳥、てんとう虫などの小さな虫や、植物や波などの自然を生き生きと表現するのが作品の特徴とされています。
中野孝一の作品のモチーフには動物、植物などが多くみられますが、卓越したデザイン力を 蒔絵に生かし、とりわけ小動物を題材に、詩情あふれる世界を追求してきました。
中野孝一の蒔絵の図案を支えたのが、実は、自宅で飼っていたウサギやリスというエピソードがあります。
代々”チュー”を襲名している自宅のウサギのすばしっこい動きを写生するなどして、蒔絵に躍動感を取り入れ、漆の黒に負けないバランスを 結実させているのです。
そんな中野孝一の作品をお持ちではありませんか?
人間国宝 中野孝一の作品は一点からでも高価買取の期待が持てる作家となっています。
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中野孝一は繊細優美な蒔絵技法で小箱、小箪笥などを中心に製作していますが、その作品数が少ないことでも知られます。
中野孝一自身によれば、「漆は本来、何もしないままだと飴色のようになるので水酸化鉄などを入れ化学反応を起こして黒色にしています。また、特別難しい木地を発注する以外は、木地作りから下地作り、蒔絵まで全て自分で制作します」と述べています。
木地作りから加飾まで、全てを自身で手掛けて出来上がる作品は、現在まで積み重ね続けてきた中野孝一の人生そのものを表しているようにされ感じられます。
いわの美術では、中野孝一など蒔絵の買取を致しております。
古来より親しまれている蒔絵は多くの人に愛され続け、中野孝一など人間国宝による名品は、高価買取の可能性が高くなっています。
いわの美術では、専門スタッフによる眼でしっかり買取査定を致しますので、中野孝一など蒔絵の買取に関し、お気軽にご相談くださいませ。