いわの美術では、ファベルジェのジュエリーの買取をしています。
ファベルジェとは、日本ではあまり聞きなれないかもしれませんが、19世紀末~20世紀初期にかけてロシア王室御用達となったロシアの宝石工房で、インペリアル・イースター・エッグで世界的にはよく知られています。
ファベルジェはもともと、グスタフ・ファベルジェがロシアのサンクトペテルブルグで創業した宝飾店でしたが、ドレスデンのアーツ&クラフト・スクールで学んだとされる息子のカール・ファベルジュが店を引き継いで以後、1882年に全ロシア博覧会で金メダルを受賞するなどし、世間から賞賛されると、ファベルジュの名前が広まっていきました。
そして、ロシア皇帝により、ファベルジェ工房は皇室特別御用達に指名され、更に1900年パリ博の出品を機にヨーロッパ王侯貴族までの注文を得るようになりました。
ファベルジェ作品は独創性あふれるもので、20世紀初頭のジュエリーの大天才と言われています。当時のカルティエもの作品にもその影響を受けたものが数多くみられるそうです。
その後、皇帝からの厚い庇護のもと株式会社にまで発展したファベルジェでしたが、革命、そして皇帝の失墜とともにファベルジェも終焉を迎えます。国有化され株は没収されるなどし、失意のうちに、ファベルジェは亡命先のスイスで亡くなりました。
ファベルジェ工房といえば、卵の殻に貴金属宝石でデザインされたインペリアル・イースター・エッグで有名ですが、他にも銀食器からジュエリーまで、多岐にわたり作製しており、ロシア王室の注文を受けて製作された数多くの宝飾品や飾り物、文房具、時計等、膨大な工芸品が残されています。
この歴史的宝飾ブランドであるファベルジェは、ジュネーブに唯一の実店舗を構え、90年以上を経てビジネス活動が再開されています。
いわの美術では、この偉大な功績を残す世界的ブランド ファベルジェのジュエリーを高価買取致しております。
手放してもよいファベルジェのジュエリーがございましたら、是非いわの美術までご連絡ください。
現在、世界で最も多くのロシア帝国時代のファベルジェを所有しているのは英国王室だといわれています。
当時、ロシアから各国の王室へ贈り物としてのファベルジェが用いられ、ロシアのニコライ2世が世界ツアーを組んだ際には、日本の皇室にもファベルジェが贈られたことがあるそうです。
ファベルジェのインペリアル・イースター・エッグなどのコレクションが、サザビーズなどオークションに出品されると、世界中の大富豪を熱狂させています。
ロシア帝国時代のファベルジェの代表的な作品といえば、やはりインペリアル・イースター・エッグです。ロシア皇帝ニコラス2世が愛する妻や母に贈ったのが最初のインペリアル・イースター・エッグとされています。
現在のファベルジェのジュエリーにも、そのイースター・エッグを彷彿とさせるエッグチャームというペンダントトップやイヤリングなどがあり、中古市場でも大変な人気となっています。
ファベルジェは、ロシア王室御用達ともなり、長い歴史を誇る、世界でも有数のトップクラスの宝石ブランドであり、世界中にファンが多く、そのためファベルジェ”風”の模倣品も数多く存在します。
買取査定の際は、ファベルジェ保存箱・保証書付ですとプラス評価となり、高価買取の可能性が高くなります。
ファベルジェのジュエリーをご売却してみませんか?売却してもよいというファベルジェのジュエリーをお持ちでしたら、いわの美術が高価買取致します。