いわの美術では以前、尺八 露星銘 のお買取りをさせて頂きました。
弊社では尺八のお買取りを強化致しております。
ご家庭に眠っておられます楽器製品の処理に困っていることは良くあることかと存じます。
尺八のご売却をお考えの方は、管楽器にも詳しい査定員が多数在籍しておりますいわの美術まで一度お問い合わせ下さい。
お問い合わせの際は製品のお写真を頂けますと順序良く査定を進めることができます。
正確な調査はされておりませんが、現在尺八奏者の人口は約3万人とされており、流派によって尺八の形状も異なります。
また、流派の種類は多岐にわたりますが、大別して2流派ございます。
一つは琴古流(きんこりゅう)で、江戸時代に初代黒沢琴古によって創られました。琴古流の尺八の歌口は三角形の形状であります。
もう一つは都山流(とざんりゅう)といい、明治時代に初代中尾都山によって創られました。こちらの歌口は半円を描いております。
双方とも出る音に違いはございませんが、これら2流派だけでも譜面や表記が異なり、同じ尺八奏者であっても他流派の譜面が読めないということもございます。
尾崎澤山、青木鈴慕、玉井竹仙、永廣真山
引地容山、安達栞山、村田萌山、小林一城
西田露秋、石倉央山、トム・ディーバー
北原精華堂、荒木古童、山口四郎、蘭情など
製管師は、常に尺八奏者の事を考えながらより良い作品を作り上げています。
音色などは作り手によりかわりますので、自分の流派や吹き方の癖に合わせて品物を選ぶのも楽しみの1つではないでしょうか。
しかし、どんなに良いお品物でも尺八は竹製品でありますから、毎日のお手入れが重要になってきます。
①歌口はカケやすい為、歌口キャップを使用して守るようにしましょう。
②取り外しが出来る中継ぎのホゾ部分に漆が塗られているので、あまり抜き差しをしないようにし、グリスなどを使用して守ってあげましょう。
③竹製品にとって乾燥は大敵ですので、ビニール袋にしまうか、ケースをお使いの方はスポンジなどに水を含ませて一緒に入れておくのも良い方法です。
ただし、その分カビも生えやすくなりますのでこまめに水洗いをするか拭くようにしましょう。また、オリーブ油をうっすら全体的に塗る方法も有効です。
④吹いた時の息の水分により管内に水が溜まり尺八の内部の漆が剥がれてしまいます。
この漆を剥がさないように「露切り」などを使いたまに水分だけを拭き取ってあげましょう。
いわの美術では尺八のお買取りを強化させて頂いております。
尺八は傷の有無・作家・長さ・唄口や中継ぎ部分の素材により評価が大きく変わります。
今回ご紹介しました露星銘の作品以外でも、尺八奏者の尾崎澤山や、竹仙工房を作り上げた玉井竹仙などの作品もお買取りしております。
また、未使用品ですと特に高い評価が期待できます。
お問い合わせの際は製品のお写真を頂けますと順序良く査定を進めることができます。
お問い合わせはお電話かメール、LINEよりお受けしております。
尺八 露星銘 のご売却をお考えの方は、熟練の査定員が多数在籍しておりますいわの美術まで是非お問い合わせください。