七宝の酒器をお買取りいたします。【2020年買取・新着情報】

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新着情報

七宝の酒器をお買取りいたします。

2020.2.21

銀胎七宝の酒器をお買取りいたします。



写真のお品物は、いわの美術でお買取りいたしました、純銀製 銀胎七宝 盃10客セット桐箱入り です。

日本の七宝は、明治時代に美術工芸品として発展し数々の銘品がうまれました。



七宝について

七宝とは、金・銀・銅など金属を基板としてガラス質の釉薬をのせ、800度前後で高温焼成した工芸品です。

釉薬の彩りと柄や絵付けの美しさから、日本では仏教典の7つの宝石、金・銀・瑠璃・玻璃・硨磲・珊瑚・瑪瑙に例えられ、七宝の呼称がつけられました。

七宝の起源は大変古く、同様の七宝技法は古代以前から世界の他地域にもあり、古代エジプトの黄金面の装飾や、中世キリスト教の聖具にみられ、シルクロードを経た中国では明代から七宝の生産が盛んになりました。



日本の七宝

日本に伝えられた七宝の最古のものは、奈良県明日香村の古墳出土品と正倉院宝物がありますが、同時代の中国・唐での発見例もなく、どちらも製作地・時期は不明です。

日本での七宝は豊臣秀吉の聚楽第や加賀前田家の釘隠しに使われたと伝えられていますが、

製作が本格的に始まるのは慶長年間に平田道仁により製法が確立されてからとなります。

平田家は一子相伝で七宝を守り伝え、技術力の高さから徳川幕府お抱え工となりました。

そのため七宝の製作技術は他に共有されず、御用金工であったことから代々銘入りの作品が少なく、例外的に銘をよく入れた5代平田就門のものが伝来しています。


現代に伝わる七宝、とくに有線七宝は平田家のものとは異なっています。

その起源は幕末に下級藩士の家に生まれた梶常吉によるもので、鍍金業に生まれたものの情熱によって、舶来の七宝皿の研究から日本独自の七宝を確立し、秘伝とせず十数年かけて編み出した製法を同時代の職人に伝えました。

梶常吉が始めた七宝は尾張七宝として一大産業に成長し、同じ愛知県のあま市をはじめ明治に入ると東京、横浜、京都にも伝播します。

殖産興業の波にのせられ、万国博覧会出品で海外からの人気も高まり、外貨獲得の役目も負った日本の近代七宝は明治期に隆盛しました。

明治期の名七宝工には京都の並河靖之(なみかわ やすゆき)、東京の濤川惣助(なみかわ そうすけ)が挙げられ、いずれも異なる生まれでありながら一代で七宝の名工となった苦労人であり、七宝では唯一の帝室技芸員となり「二人のナミカワ」と呼ばれます。

現在、日本の七宝産地は伝統の京都、尾張七宝から定着した愛知、勲章など実用でも定着した東京の七宝があります。



七宝の種類

近代日本でつくられた七宝は、おもに以下の種類があります。


象嵌七宝

金属胎に下絵を彫り、釉薬を埋めていく技法です。

豊臣秀吉と徳川家康に仕えた御用七宝師・平田道仁の一派が得意としたもので、一子相伝で2世紀あまり門外不出とされました。

室町以前から続いていた伝統的な七宝の技法で、城郭や書院建築の襖の引手・釘隠しなど建築装飾として用いられました。

これらは取り外しが容易で持ち出されたため、現存数は少ないですが、明との勘合貿易でもたらされた七宝瑠璃と並び、多くの記録に当時の七宝の美しさが残されています。


有線七宝

細い金属線で模様や輪郭線を描き、その中に釉薬で彩色する、緻密な植線技術を要する技法です。

一代で七宝会社を興した並河靖之によって確立され、西洋の七宝であるクロワゾネと比しても細密な魅力を放ち、万国博覧会で度々受賞しました。

協同した絵師の中原哲泉による下絵は、優先七宝の針金も計算されており、京都を拠点としたため鳳凰・龍・蝶など公家文化に馴染みの深い図柄が多く登場しています。


無線七宝

表面に金属線を見せない技法で、初めから無線で彩色を行うものと、焼成前に植線を取り除くもの2種類の工法があります。

濤川惣助によって考案され、これにより日本画の図柄を七宝に採用できるようになり、ぼかす技術も可能となりました。


銀胎七宝の特徴

金属をベースにした金属胎七宝で、そのなかで金属の種類により銅・銀などさらに分けれます。

今回のお品物は純銀をベースとした銀胎七宝で、

銀の輝きと白さから釉薬が明るく発色し、小さな酒器も重みがあり重厚感のある品物となりました。

銀張七宝という技法もあり、こちらは銅を胎として銀をメッキし、その上に釉薬をかけて作られます。


七宝のお買取りについて

高価買取のポイント

・作家

・大きさ、絵や図柄

・傷の有無

・桐箱、共箱

・保証書、しおり


高価買取の可能性が高い作家は以下があげられます。

濤川惣助、並河靖之、安藤重兵衛、林小伝治、安藤七宝店、太田為治郎


明治時代に美術工芸として隆盛を極めた七宝は、大正以降下火となり、華美な高級品よりも食器や酒器のセットなど庶民にも手に入る品物が作られていました。

懐石道具の酒器は10客セットが基本となりますが、それ以外は3、4、5客など品物によって異なります。

セット数、絵の内容などとともに、滑らかな表面と微細な色彩表現が魅力である七宝は、傷や汚れ、割れ、欠けなどはマイナスとなります。

また桐箱など共箱がある場合は査定のプラスとなり、写真のお品物も桐箱入り・10客セット・状態良好とのことで、高評価にてお買取りいたしました。

また金属胎の七宝は金や銀を使っている場合も多く、貴金属自体の価値がプラスされますので、1点でもお値段が付く事もございます。


いわの美術では骨董品・美術品を幅広くお取り扱いしており、七宝も豊富なお買取り実績がございます。

ご自宅やご実家のお片付け、蔵や倉庫の整理でご売却をお考えの七宝作品がございましたら、ぜひいわの美術へお任せくださいませ。


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