歌川芳員の浮世絵版画をお買取りいたします。【2021年買取・新着情報】

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新着情報

歌川芳員の浮世絵版画をお買取りいたします。

2021.4.2

歌川芳員の浮世絵版画作品をお買取りいたします。


 


写真のお品物は、いわの美術でお買取りいたしました歌川芳員(うたがわよしかず)の浮世絵版画です。

歌川芳員は幕末から文明開化の時代に活躍し、横浜絵とよばれる西洋文化の黎明期を描いた作品を数多く手掛けました。

横浜絵の作品のうち「亜墨利加国蒸気車往来」が代表作として知られています。



歌川芳員について

歌川芳員(うたがわよしかず)は歌川国芳に師事しました。生没年は不詳となっています。

歌川豊国の流れを汲む正統派の浮世絵師で、同門には月岡芳年、落合芳幾、歌川芳艶、歌川芳房らが名を連ねています。

江戸末期から明治に興隆した無残絵・新聞挿絵などでそれぞれ活躍し、歌川芳員はとくに横浜絵を得意としました。



横浜絵

横浜港が1859年に正式に開港すると、政府役人ならびに貿易商人が周辺地域に居住するようになりました。

そのための横浜居留地が開港4年で幕府によって造成されますが、一度火事で焼失し1866年から洋風建築に改め再建されます。

1867年にはそれまでの山下居留地に加えて山手居留地が増設され、それぞれ商業地区と住宅街として発展しました。

横浜絵は1860年から1861年にかけて最も流行し、外国人居留地が本格的に築かれる以前の、入植間もない欧米風俗の物珍しさを江戸・東京の市井の人々に伝える役割を担いました。


 


新吉原の桜の紋日

写真の作品は、左上に「新よし原 仲の町 さくらの紋日」とあり、江戸の花街として栄えた新吉原の、春の桜の咲く風景が描かれています。

吉原は明暦の大火のあと場所を移し新吉原と名を改め、江戸を通じて一大遊郭として独自の文化を形成しました。

画中の吉原の仲の町は、吉原中央にあるメインストリートです。

季節ごとに旬の花々が持ち込まれ人工的な楽園として演出され、桜も常に植えられたものではなく、鉢で運ばれ並べられています。

当時日本で一般的だった桜は、現在のソメイヨシノとは種類が異なり、開花時期が長く1月にも及んだと伝えられています。

また、紋日というのは祝日にあたり、吉原では独自の風習がありました。

花魁や遊女達は新しい衣装をお披露目し、廓で彼女たちを世話する従業員に褒賞を渡す特別な日で、そのためには得意客の登楼と出資が不可欠でした。

吉原の紋日は遊女の魅力・営業力が如実に試される日でもあり、華やかさの裏の厳しさから、落語の品川心中などにも登場します。

花魁道中を描いた作品には桜が頻繁にみられ、桜並木の淡く美しい色彩が日暮れ後の吉原

の町に浮かび上がり、美しい情景となっています。


 


歌川芳員の浮世絵版画をお買取りいたします。

歌川芳員の作品は、国内では江戸東京博物館や国立国会図書館、国外でもハーバード大学やメトロポリタン美術館、フリーア美術館などに所蔵されています。

歌川芳員は幕末の作家かつ版画であることから、中古美術市場でもお取引されています。

数が多くは無い物の、作品の状態・刷り・大きさなどにより、高額となるケースも散見されます。

いわの美術では骨董品・美術品を中心に幅広いお買取りをおこなっております。

浮世絵版画も豊富なお買取り実績があり、専門知識の豊富な査定員が丁寧に拝見し、市場の需給を鑑みた最高値のお買取り額をご提案できるよう、尽力しております。

ご自宅やご実家のお片付け、蔵や倉庫の整理をされて、ご売却をお考えの歌川芳員作品がございましたら、ぜひ、いわの美術にご一報くださいませ。

お問い合わせはお電話・メール・LINEにて受け付けております。

お写真をメールまたはLINEでお送り頂きますと、オンライン無料査定にて詳細にご案内可能となります、ぜひご利用ご検討くださいませ!


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