今回お買取りの中から紹介するのは、宜興紫砂の中国茶器『漢詩彫花文水注』です。
紫砂とは、中国江蘇省宜興市の丁蜀鎮黄龍山付近で採れる陶芸用の土を全て宜興紫砂と呼びます。
紫砂は通気性が高くなおかつ水を通さず、保温性に優れ急な温度変化にも強いという特性があり、紫砂の茶壺(急須)で入れたお茶は香り高いことで有名です。
化学成分的にはほぼ同じ別の地方の粘土であっても、紫砂のような茶器にはなりません。
宜興では紫砂に関わった優れた陶芸作家を多数輩出しており、いわの美術が探しているお品の作家も下記のように多く存在します。
いわの美術では宜興紫砂の水注を始め、茶壺などの茶道具をお買取りいたしております。