自分の腕にぴったりと合うベストなサイズの腕時計を選ぶには、試着時に「ケース径」をじっくりと確認しましょう。
腕時計を購入してから、自分の腕にはしっくりこなかった…似合わなかった…といったことがないように、今回はケース径から自分に合う腕時計を選ぶポイントを紹介します。
ケース径は、腕時計のケースの直径のことで、ケースサイズともいいます。ケース径は、モデルの用途などにより様々なサイズがありますが、大きく分類して、やや大振りの「ビッグサイズ」、最も普及している「スタンダードサイズ」、やや小振りの「ボーイズサイズ」の3つがあります。
サイズの目安は、平均的な40mmサイズを基本とし、大きめ・小さめを、実際に自分の腕に乗せて判断しましょう。
ケース径45mm以上はビッグサイズに分類されます。最近の傾向は、存在感たっぷりのケースの大型化が進んでおり、デカくて厚い「デカ厚」時計のブームがまだ続いています。
ビッグサイズの腕時計は、存在感もあるだけに重量もあり、カジュアル&スポーティを演出するのに適したサイズです。
ビッグサイズの腕時計は、腕につけているとかなり目立ちますので、ビジネスシーンでは、営業職の方にはお客様への印象も考慮してあまり適さないかもしれません。
また、派手な印象なので、お葬式などでの着用は避けた方が無難です。
ビッグサイズの例
パネライ フェラーリ
オリス プロダイバーデイト
HUBLOT キングパワー ウニコ チタニウムなど
ケース径40mm~44mm前後のモデルがスタンダードサイズです。平均的なオーソドックスなサイズ感なので、シーンを問わず、使えるモデルが多くあります。
サイズ選びに迷ったら、スタンダードを選んでおけば間違いないでしょう。少し個性を出したいなら、文字盤のカラーなど好みのものを選ぶとよいかもしれません。
スタンダードサイズの例
ロレックス サブマリーナ
オメガ スピードマスター コーアクシャル
IWC ポルトギーゼ オートマチックなど
ドレッシー&フォーマルを演出するのにぴったりなのがケース径32mm~36mm前後のボーイズサイズの腕時計です。
小振りで落ち着いた印象なため、インパクトは小さいですが、上品さを演出するのに適しています。
ボーイズサイズの例
ロンジン コンクエスト クラシック
ロレックス ヨットマスター ボーイズ
ユンハンス マックスビル バイ ユンハンス ハンドワインドなど
自分に合ったサイズの腕時計を選ぶには~
腕時計を試着しにいくときは、できればご自分が使用するシーンと同じような服装で行かれるとよいでしょう。お店ではまず、気になったモデルを試着して、正面だけでなくサイドからもサイズ感の確認をしましょう。腕時計のサイズ選びの基本は、手首に乗せたとき、上下にブレスがしっかり見えていると、バランス感がよくお洒落にみえるそうです。
ご自身の体格やファッション、ケースのデザイン、素材、シーンなど総合的に考慮して、腕に映えるベストマッチなサイズをみつけましょう。