長谷川富三郎は鳥取県を代表する版画家で、生涯で約4000点にも及ぶ作品を作り上げました。
生命力が溢れ出すような迫力ある力強い作品から、花や草木が細やかに掘られた繊細な作品まで多種多様な作品があります。
長谷川富三郎は1910年に兵庫県姫路市に生まれ、1934年に中井金三を中心とした倉吉の文化団体「砂丘社」の活動に参加し、油絵を書くようになります。
1938年に、民芸運動のリーダーである吉田璋也の紹介により、柳宗悦、河井寛次郎、濱田庄司らに師事をするようになり、棟方志功との交友が始まりました。
戦後、棟方志功のすすめにより板画を始め、全国的に活動をしながらも鳥取県の芸術振興に寄与をしました。
打吹童子
2人の童子が赤一色で刷られた可愛げのある作品になっています。
しだれ桜
細やか且つ、迫力のある作品に仕上がっています。
馬場の滝(三朝町)
水の柔らかさが伝わり、涼し気な雰囲気が感じ取れます。
長谷川富三郎の作品は、風景のみならず、詩の入った版画等も存在します。また、作品の右端、あるいは左端に「無弟」の印が入ったものが、長谷川富三郎の作品の目印となります。
印刷されたものにはお値段を付けることが難しく、買取をお断りしております。
木版画の特徴としては、作品裏面を見て頂くとインクの染みの有無が確認でき、染みを確認できれば木版画となります。
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