半真半贋~騙しのテクニック

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半真半贋~騙しのテクニック

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他人を偽る意図をもって模倣品をつくること、またはその作品を指して「贋作(がんさく)」といいます。違法行為である贋作は、現代の作家のものは数が少ないですが、古陶磁器の世界では特に多く存在するといわれています。

古陶磁の贋作は、国や時代を問わず、また安価なものであっても、小さな作品であっても、贋作がつくられ、現在も市場に流通し続けています。



半真半贋・騙しのテクニック


古陶磁の贋作にも種類があり、始めから贋作としてつくられた焼き物や、半真半贋の贋物などがあります。

半真半贋とは、最初からつくられた贋作ではなく、本物を材料としたり、その一部を利用して、それがまるまる本物であるという演出がされたものをいいます。

半真半贋の焼き物の騙しのテクニックには次のような例があります。


二度窯


陶磁の表面状態が風化などでガサガサしたり、色が褪せたりして見映えが悪い場合、再度窯に入れて焼き直したものを指します。二度窯により、表面はツヤが増して製作時の光輝を取り戻したかのようにみえます。青磁や染付は鮮やかな色調が蘇ります。

しかし、専門家が詳細に鑑定すればこのツヤ増しも、本来のものとは全く、もしくは、微妙に異なることが判別できます。長い年月をかけて胎土や貫入に染み込んだ汚れなど、元来の作品どおりには正確には再現されないので、妙にギラギラとしたり、わざとらしいツヤになっている場合がみられます。 専門家は、次のようなポイントに着目して二度窯を見分けるといいます。


- 細いニュウが釉薬の下にみえる。 

- 小さなホツが釉薬で埋められている。 

- カケの釉ぎわの断面の釉が丸くなっている。 

- 虫喰いの縁が丸く溶けている。 

- 磁器の場合、釉の表面が不安定で、ある所にツヤがあり、ある所はざらついている。 

- 妙な色のシミが釉表・釉裏にみられる。 

- ブツブツと気泡が部分的に現われている。など

  

後絵 


後絵は状態の悪くなってしまった古陶磁に、後から絵や色を差して良くみせようとするもので、赤絵の補強でよくみられるテクニックです。 後絵のほとんどが二度窯に入れて、柄や色をつけますが、中には簡易に塗料やワックスなどで色や絵をつけているものもみられます。


金彩が施された作品はそのままむき出しになっているので、剥離しやすく、呉須赤絵の赤玉と呼ばれる赤い円形文様は、もともとその上に金彩で鳳凰などが描かれていたのが剥離し、赤い円だけが残ったものです。


また、赤も剥離しやすく、古いものは細い線などが使用によって擦れ、なくなっていることが多々あります。こうしたものは、見た目も悪く、市場価値が下がるため、足りない色を後絵で補い、窯に入れて焼きますが、赤絵の色調がオリジナルのものとは異なることや、もとの赤絵の痕跡が残っていて、新たに描きいれられた赤絵がズレていることなどで、判別することができます。 李朝・堅手の壷や瓶などはそれだけでは見た目が寂しく、鉄絵などがあれば市場価値も上がるということで、現在も後絵が施された半真半贋のものがつくられているようです。


アワセ


蓋を伴うものや、合子類の蓋と本体が本来のものではなく、同種でサイズの近いものをあてはめることをアワセといいます。 蓋、本体ともほんものである場合がほとんどですが、本来の姿とはいえず、無理にあわせたものは贋作の部類に入ります。 よくみられるとされるのが、宋胡録・安南・呉須染付といった香合に見立てられる小合子で、これらは数多く出土され、サイズが似たものが多く、別物でも蓋と本体が合ってしまうことが多いため多く「アワセ」がみられるといわれています。

専門家によるアワセの見分け方のポイントとしては、以下の通りです。

- 蓋と本体のサイズ、色調、図柄などがきっちり合っているか。

- 風化、古色が同じかどうか。

- 宋胡録柿香合などは、蓋と本体と合わせたまま絵付けをしており、本物であれば、線の一本一本が上下に渡りぴったり合うので、上下を回してみてあわないものはアワセと判別される。


スリ切り


器ものの縁や上部がカケてしまった場合、カケの部分の凹凸をならしてスリ切り、切り口になんらかの加工をして、そこをはじめからの器縁にみせかけようとするものです。

切り口の加工には、次のようなものが多くみられるといいます。

- 釉薬をかけて二度窯に入れたもの。

- 三島の大瓶や肩から切り水指にしたものなど 釉薬にみせかけた塗料を上から塗ったもの。

- 金、銀、錫などの覆輪を巡らせたもの。

- 漆を掛け、口紅、皮鯨にみせかけたもの。

スリ切りは完品にみえるので、判別には注意が必要ですが、中にはカケを切った部分にさらにカケをつくり、そこに金など目立つ直しを故意に加えた手の込んだものもみられるそうです。


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現在では、古陶磁だけでなくさまざまな作品において、手の込んだ贋作をつくるプロが多く存在するため、骨董品の真贋の見極めは年々難しくなってきています。


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