洋食器には、現在数多くのメーカーがあり、その中から様々なシリーズが作られ市場に多く出回っています。
洋食器の買取に関しては、メーカー・シリーズ・状態・バックスタンプなどが買取で重要なポイントとされています。
洋食器では、ヨーロッパで初めて磁器の製作に成功したマイセン、ハンガリーで作られているヘレンド、世界最大級の陶磁器メーカーのウェッジウッドなどシリーズにもよりますが、高価買取が期待出来ます。
メーカー名とシリーズはカップやソーサーの裏に書かれていますので、アルファベットや裏の画像を頂けますと現在の平均価格をお伝えする事が出来、査定がスムーズに行えます。
バックスタンプと言うのは、上記でも説明したメーカーやシリーズが書かれている部分の事を指し、メーカーによりデザインは異なります。
また、メーカーによりますが、初期と晩年でバックスタンプが変わっているお品物があり、バックスタンプを見ればいつの時代に作られた物かわかるようになっています。
自分で買った物ではなく、遺品などでメーカーやシリーズが分からない場合は、品物全体・バックスタンプの写真を頂けますと査定出来ますので、是非一度お問い合わせ下さい。
美術品や茶道具、絵画、お酒など多くのジャンルの品物にご対応。
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常に最良の売却先を模索し直接販売しているため高価買取が可能。
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買取作家・取扱いの一例です。その他の作家も豊富にお取扱いしておりますので「一覧をみる」ボタンより詳しい買取作家・取扱いをご覧ください。
洋食器とは、西洋で使われていたソーサーやカップの事を指し、磁器で作られた美しいデザインや装飾が特徴のお品物です。
中国で発祥した磁器は、1610年頃日本に伝わり、そこで古伊万里や有田焼が生まれたと言われています。
その後、古伊万里や有田焼の繊細な絵柄、美しく品格のある色合いが多くの人の目に留まり、ヨーロッパ中で人気のお品物となりました。
一方、ヨーロッパでは16世紀頃中国から磁器が伝わります。
最初は中国の作品を真似して作っていましたが、その作品が大反響を呼び、徐々に磁器がヨーロッパ中に広まりました。
また、ヨーロッパで磁器の製作に成功し、世界中に広まるきっかけとなったのがマイセンの誕生と言われています。
17世紀のヨーロッパでは、日本の磁器を作り出す技術がまだなかった為、貴族や事業家達は、製法を見つけ出す為に多くの技術者を呼び製作にあたらせます。
各貴族達が製法を続けている中、東洋の磁器の収集家であったアウグスト一世が、錬金術師のベドガーに磁器の製法を研究させ1708年に磁器に近い物が完成します。
その後も研究を重ね2年後の1710年にはヨーロッパ初硬質磁器の作製に成功し、これにより現在の私たちが手にしている洋食器が生まれました。